【4月23日 AFP】24-25イングランド・プレミアリーグは22日、第34節の試合が行われ、マンチェスター・シティは後半アディショナルタイムに貴重な決勝点を挙げ、トップ5を争うライバルであるアストン・ビラを2-1で下し、欧州チャンピオンズリーグの出場権獲得に向けて大きく前進した。

シティはベルナルド・シウバの早い時間帯のゴールで先制したが、マーカス・ラシュフォードのPKで同点に追いつかれ、ホームでの痛い引き分けまであとわずかというところだった。しかし、マテウス・ヌネスが土壇場で決勝点を決め、ジョゼップ・グアルディオラ監督と選手は歓喜に沸いた。

シティはこれで暫定3位に浮上。ホームでのビラ戦15連勝目は、21-22シーズン最終節に2点差を逆転してリーグタイトルを獲得したときほどの奇跡的な展開ではなかったが、チャンピオンズリーグ出場権が手の届くところにある今、同じくらいの価値を持つ可能性がある。

シティは4位ノッティンガム・フォレスト、5位ニューカッスル・ユナイテッド、6位チェルシーがすべて今節勝利しても、少なくとも5位を維持し、残り4節に向かう。対するビラにとっては痛い黒星となり、5位と勝ち点2差の7位にとどまっている。

両チームはこの後、FAカップ準決勝に臨み、シティは27日にフォレストと、立て直しを目指すビラは26日にクリスタルパレスと対戦する。(c)AFP