【4月23日 CGTN Japanese】中国経済は第1四半期(1~3月)、前年同期比で5.4%の伸びを示しました。この数値は、多くの国際投資銀行や金融機関の予想を上回っています。著名な国際投資機関は、米国の関税政策が世界貿易の枠組みを混乱させ、世界経済の回復に悪影響を及ぼす中、中国は着実に準備を整え、中国のグローバル産業チェーンにおける核心的地位は代替不可能とみており、中国経済は今年安定した成長を維持すると予想しています。

 米アトランタに本部を置く独立系資産運用会社のインベスコは、今年第1四半期の中国の主要経済指標は回復傾向にあり、中でも輸出と工業製造分野が特に好調だったとみています。

 第1四半期の中国のサービス消費が比較的速い伸びを示したことについて、英国を拠点とする国際金融グループのバークレイズ銀行は、中国が消費拡大のために実施する政策の効果に期待を示し、消費が経済成長全体により多くの原動力として貢献すると予想しています。

 モルガン・スタンレーの中国首席エコノミスト、邢自強氏は、中国は世界の産業チェーン協同ネットワークの中枢であり、多くの重要な業界で代替性がないため、米国の関税政策がもたらすさまざまな不確実性によりよく対応できると指摘しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News