【4月20日 AFP】24-25スペイン1部リーグは19日、第32節の試合が行われ、首位FCバルセロナは4-3でセルタに劇的な逆転勝利を収めた。

バルセロナはフェラン・トーレスのゴールで先制したが、その後ボルハ・イグレシアスにハットトリックを許して逆転された。それでもダニ・オルモとラフィーニャのゴールで追いつき、最後は後半アディショナルタイム8分、ラフィーニャが再逆転のPKを決めて重要な勝ち点3を手にした。

バルセロナはこれで、20日にアスレティック・ビルバオと対戦する2位レアル・マドリードとの勝ち点差を暫定で7ポイントに広げている。5月には両者の直接対決である伝統の一戦「エル・クラシコ」が組まれている。

一方で、ロベルト・レワンドフスキは太もも裏を痛めたとみられ、途中交代を強いられた。検査が必要な状況で、来週末のレアル・マドリードとの国王杯決勝や、インテルとの欧州チャンピオンズリーグ準決勝に出場できるかは不透明になっている。

アトレティコ・マドリードは0-1でラス・パルマスに敗戦。後半アディショナルタイムに決勝ゴールを許し、逆転優勝は絶望的となった。

3位アトレティコは、これでバルセロナに勝ち点10差をつけられている。ディエゴ・シメオネ監督は最後までリーグ優勝を目指して戦うと主張したが、逆転の可能性はほとんどなくなっている。

対するラス・パルマスはこれで暫定17位と降格圏を脱し、20日にセビージャと対戦する18位アラベスに2ポイント差をつけた。(c)AFP/Rik Sharma