中国主導で策定 介護ロボットの国際標準発表
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【3月4日 CGTN Japanese】国際電気標準会議(IEC)は最近、中国が主導して策定した介護ロボットの国際標準「IEC 63310(インターネットに接続された家庭環境での生活アクティブ支援ロボットの性能基準)」を発表しました。
この標準は、高齢者の生理面と行動特性に基づき、さまざまな介護ロボットの設計、製造、試験、認証などを定めることで、世界の介護ロボット産業の健全な発展をリードするものです。
標準の策定では、インターネットに接続された家庭環境において、高齢者の日常生活や健康管理など各方面での必要と特性に焦点を当て、高齢者が必要とする支援レベルに基づいて介護ロボットの機能と性能を分類しました。使いやすさ、信頼性、接続性、エネルギー消費、騒音などの一般的な要件に加え、介護ロボットが提供する健康状態や緊急事態の監視サービス、家族や医療関係者との通信、多様な家事、娯楽、在宅時の管理やケアなどの活動を支援し、外出や歩行補助などの移動の支援、情報およびデータ管理の性能についても、技術面の要求を提示しました。
世界保健機関(WHO)によると、2050年までに世界の60歳以上の人口は21億人に達し、うち4億2600万人が80歳以上と予測されます。高齢者は加齢に伴い感覚、体力、認知能力などにおいて、程度の差こそあれ機能の低下や障害が生じます。介護ロボットの登場は、社会や家族の介護負担を軽減すると同時に、高齢者が尊厳を持って家庭で独立した質の高い暮らしを送ることを支援すると期待されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News