「神舟18号」の宇宙飛行士チーム 初の船外活動を順調に終了 中国
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【5月29日 CGTN Japanese】中国有人宇宙事業弁公室によると、中国の有人宇宙船「神舟18号」の宇宙飛行士が4月26日に宇宙ステーション結合体に進駐して以来、5月27日までの軌道上での勤務・生活は32日間になりました。「神舟18号」の乗組員の健康状態は良好で、宇宙ステーション結合体は安定的に運行を続けており、船外活動を展開する条件も整っていました。
28日午後6時58分、神舟18号の乗組員である葉光富、李聡、李広蘇は緊密に協力し、宇宙ステーションのロボットアームと地上の科学研究者の支援の下、約8時間半の船外活動を行い、宇宙ステーションのデブリ防護装置の設置や船外設備施設の巡視点検などのミッションを終了しました。今回は「神舟18号」チームの初の船外活動であり、中国の宇宙ステーションを構築する段階に入ってからの船外活動は全体で15回目となりました。また、今回はこれまでの船外活動で最も長時間だったということです。
計画によれば、神舟18号の有人飛行ミッションの期間中、このほかにも多くの科学実験と技術試験が行われ、宇宙飛行士の船外活動とアプリケーションペイロードの船外ミッションも実施される予定です。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News