【5月15日 AFP】23-24イングランド・プレミアリーグは14日、第34節延期分の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は2‐0でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を下して首位に浮上し、歴史的な4連覇に向けて大きく前進した。

 シティは51分、アーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)がケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)のピンポイントクロスに合わせ、敵地トッテナム・ホットスパー・スタジアム(Tottenham Hotspur Stadium)でのリーグ戦でクラブ史上初のゴールを奪った。

 終盤、エデルソン(Ederson Santana de Moraes)との交代で入ったGKシュテファン・オルテガ(Stefan Ortega)がトッテナムの孫興民(Son Heung-Min、ソン・フンミン)の決定機を防ぐと、終了間際にはハーランドがPKから勝ち点3を確実にする追加点を挙げ、チームに落ち着きをもたらした。

 この勝利でジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督率いるシティは、今季残り1試合で2位のアーセナル(Arsenal)に勝ち点2差をつけた。

 シティは19日に本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)で行われるウェストハム(West Ham)戦に勝利すれば、同日にエバートン(Everton)と対戦するアーセナルの結果にかかわらず、イングランドのトップリーグでは史上初となる4連覇が決まる。

 また、トッテナムが敗戦を喫したことでアストン・ビラ(Aston Villa)の4位フィニッシュが確定した。これでビラは、上位2チームと3位リバプール(Liverpool FC)とともに、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場権を獲得した。(c)AFP/John WEAVER