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【05月14日 KOREA WAVE】韓国で最近、ウイスキーブームが起こり、単にウイスキーを購入するために、日本や済州島(チェジュド)に日帰りで行ってくる「クイックターン旅行族」が増えている。

旅行業界によると、約40年ぶりの「スーパー円安」現象と韓国免税業界の酒類マーケティング強化の動きが相まって、「ウイスキークイックターン旅行」が流行になっている。「クイックターン」(Quick Turn)は、航空会社の乗務員が使う用語で、飛行後がすぐに戻ってくる日程を言う。

オンラインコミュニティを見ると、福岡や台湾、済州島の「クイックターン」旅行で購入したウイスキーの売買の様子がうかがえる。ウィスキーを安く購入すれば、往復航空料や船代を稼ぐこともできる。

例えば、40万~50万ウォン台のウイスキーを韓国免税店の割引特価を利用したり、現地酒類免税店で税金免除の恩恵を受け、半分近い金額で購入すると、往復航空料または船代は回収できる。

「クイックターン」族に最もコスパが良いとされる目的地が対馬だ。先月末、対馬の「クイックターン」のレビューを載せたネットユーザーB氏は「船に乗って対馬に行ってきた。前回は山崎12と響・マスターズセレクトを買って満足した。今回は響・マスターズセレクトを2本さらに買ってきた」と話した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News