【5月12日 AFP】23-24NBAは11日、各地でプレーオフ準決勝(7回戦制)が行われ、ダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)とボストン・セルティックス(Boston Celtics)が2勝目を挙げた。

 マーベリックスは105-101の逆転でウエスタンカンファレンス第1シードのオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)を破り、シリーズ2勝1敗とした。ルカ・ドンチッチ(Luka Doncic)が22得点15リバウンド、カイリー・アービング(Kyrie Irving)が全22点中14点を後半に決めた。

 他にはPJ・ワシントン(P.J. Washington)がチーム最多の27点、デレック・ライブリー(Dereck Lively)がベンチスタートから12点を決め、シェイ・ギルジアス・アレクサンダー(Shai Gilgeous-Alexander)が31点を決めたサンダーの攻勢に耐えた。

 チームは第2戦と同様にサンダーの激しいディフェンスに苦戦し、ドンチッチは相手のルゲンツ・ドート(Luguentz Dort)と空中で衝突して背中から激しく落下した以外にも、試合終了後にはすでに痛めている右膝をひねったことを明かした。それでもドンチッチは、どこが一番痛むかという質問に対して「どこもかしこもだ」と答えつつ、「僕らは勝った。それがすべてだ」と話している。

 イースタンカンファレンス第1シードのセルティックスは、ジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)が33得点、ジェイレン・ブラウン(Jaylen Brown)が28得点をマークして106-93でクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)に勝利。第2戦の敗戦から立ち直って戦績を2勝1敗とした。

 互角の展開だった第1クオーターを2点リードで終えると、第3クオーター開始から14-0のランをつくり出してリードを23点に拡大。結局第1クオーター終了後は一度もリードを譲り渡すことはなかった。

 キャバリアーズではドノバン・ミッチェル(Donovan Mitchell)が33点を挙げたが、最終クオーターには不安のある左膝をひねったように見えた。チームも追い上げるたびに突き放され、最終クオーターは点差を9点未満に詰めることができなかった。(c)AFP