韓国兵が道路上で事故に遭った子犬に自分の軍服をかぶせる様子=「陸代伝」掲示文キャプチャー(c)NEWSIS
韓国兵が道路上で事故に遭った子犬に自分の軍服をかぶせる様子=「陸代伝」掲示文キャプチャー(c)NEWSIS

【05月05日 KOREA WAVE】韓国の軍関連情報提供チャンネル「陸軍訓練所の代わりにお伝えします」で4月30日、犬の愛護団体関係者の声が伝えられた。道路で車にひかれて死にそうな子犬を軍服を覆い、車両の通行を統制した軍人に感謝する話だ。

団体のチーム長は「705特攻連帯2大隊の軍曹ピョン・ユンソプ氏に感謝の意を表わす方法がないので文章を残す」と明らかにした。

チーム長によると、団体は先月17日、京畿道楊州(キョンギド・ヤンジュ)で保護所へ移す途中にいなくなった珍島(チンド)犬を捜索したが、見つけることができなかった。

19日午後、軍人が車両の通行を統制し、珍島犬の世話をしているという連絡を受けて現場へ出動。子犬は車にひかれて瀕死の状態だった。すぐ横でピョン氏が軍服を犬にかけて守っていた。

チーム長は「2次事故防止のために子犬の面倒を見てくれ、本当に感謝している。ピョン氏がいなかったら子犬の最後を見ることができなかった」と述べた。

そして「子犬を病院や葬儀場へ移す間、ずっと心配してくれる姿を見て、私たちも残された子犬たちを守るために力を尽くそうと改めて思った」と感謝を表わした。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News