■敗北すればまた騒乱?

 トランプ氏は、大統領選で敗北した場合に再び騒乱が起きる可能性を否定しなかった。

 前回の大統領選後の21年1月6日には、バイデン氏に対する敗北を認めないトランプ氏の支持者が米首都ワシントンの連邦議会議事堂を襲撃する事件が起きた。

 トランプ氏は「(今回は)大勝利になるから暴力沙汰は起きないと思う」と語ったが、「もし勝利できなかった場合は、どうなるかは分からない」とも付け加えた。

 21年の騒乱事件では、支持者をあおったとして弾劾訴追されたトランプ氏。11月の大統領選で勝利した場合にはバイデン氏を訴追する可能性を否定せず、「バイデンは多くの犯罪を犯している。すべての犯罪について必ず起訴されるだろう」と語った。

 ただ、この「犯罪」が何を指しているのかについては、インタビューで触れることはなかった。(c)AFP/Danny KEMP