【4月17日 AFP】米スポーツ専門チャンネルESPNは16日、パリ五輪に臨むバスケットボール男子の米代表メンバーが決まったと報じた。レブロン・ジェームズ(LeBron James)やステフェン・カリー(Stephen Curry)らの他、最後の12人目にカワイ・レナード(Kawhi Leonard)が選出されたと伝えた。

 ESPNは匿名の情報筋の話として、ロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)でプレーするレナードが最後の一人に選ばれ、USAバスケットボール(USA Basketball)のマネジングディレクターを務めるグラント・ヒル(Grant Hill)氏が、ここ数日で大半の代表選手と面会したと報道した。

 USAバスケットボールの公式発表はまだだが、ESPNの他にも複数のメディアが代表メンバーが最終決定したと伝えている。

 ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)のカリーは今回が五輪初出場となり、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のジェームズは自身3度目の金メダル獲得を目指す。

 その他では、フェニックス・サンズ(Phoenix Suns)のケビン・デュラント(Kevin Durant)とデビン・ブッカー(Devin Booker)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)のジョエル・エンビード(Joel Embiid)、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)のジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)とジュルー・ホリデー(Jrue Holiday)、レイカーズのアンソニー・デイビス(Anthony Davis)、ミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)のアンソニー・エドワーズ(Anthony Edwards)、マイアミ・ヒート(Miami Heat)のバム・アデバヨ(Bam Adebayo)、インディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)のタイリース・ハリバートン(Tyrese Haliburton)がメンバー入りし、米プロバスケットボール(NBA)のスター選手が勢ぞろいする。

 レナードは今レギュラーシーズン1試合平均23.7得点、6.1リバウンドを記録したが、最後の8試合は手術した右膝の炎症のため欠場していた。

 米代表は2008年の北京五輪から4大会連続で金メダルを獲得している。今夏のパリ五輪では、ウォリアーズのスティーブ・カー(Steve Kerr)ヘッドコーチ(HC)が指揮を執る。(c)AFP