【4月16日 AFP】米国のマイク・ジョンソン(Mike Johnson)下院議長は15日、X(旧ツイッター)で、数か月にわたり停滞していたウクライナやイスラエルなどへの追加支援法案について、今週中に採決を行う方針を示した。

 ウクライナ、イスラエル、台湾に対する総額950億ドル(約14兆7000億円)の支援法案は上院を通過済みだが、下院では野党・共和党のジョンソン氏が採決に難色を示し、棚上げとなっていた。

 ジョンソン氏は同日、記者団に「上院で承認された支援法案をそのままの形で採決にかけるつもりはない」とし、法案を4分割すると語っていた。

 これに対しホワイトハウス(White House)のカリーヌ・ジャンピエール(Karine Jean-Pierre)報道官は16日未明の記者会見で、対イスラエル支援などと単独法案に分ける案は受け入れられないと改めてくぎを刺した。(c)AFP