【4月14日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)の新人ビクター・ウェンバンヤマ(Victor Wembanyama)が、足首の負傷により今季最終戦を欠場することになった。チームが13日に発表した。

 ウェンバンヤマは足首の問題で14日のデトロイト・ピストンズ(Detroit Pistons)戦はメンバー外。今回のチームの発表により、ウェンバンヤマの驚異のNBAデビューシーズンは想定よりも1試合早い終わりを迎えた。最後の出場は34点を挙げ、王者相手の金星に導いた12日のデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)戦になった。

 レブロン・ジェームズ(LeBron James)級の大型新人との触れ込みで、スパーズからドラフト全体1位指名されてNBA入りした20歳のウェンバンヤマは、今季ここまで1試合平均21得点、11リバウンド、4アシストを記録しており、新人王獲得が確実視されている。

 チームは現在ウエスタンカンファレンスの下位に沈み、今季も負け越しが決まっているが、ウェンバンヤマは見事なパフォーマンスで各チームのヘッドコーチ(HC)や選手、ファンを魅了している。(c)AFP