【4月8日 AFP】7日に決勝が行われた24F1第4戦日本GP(Japan Grand Prix 2024)では、RBの角田裕毅(Yuki Tsunoda)が10位入賞を果たし、チームメートのダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)がリタイアに終わる中で健闘を見せた。

 今回の日本GPでは、どこへ行っても角田の姿が見られた。グランドスタンドでは、角田の顔が描かれた巨大な横断幕が揺れ、ファンはコースの各所で角田のポスターを振った。

 角田本人もファンの期待に応えた。10番手からスタートした後、赤旗中断となる前に順位を落としたが、高速ピットストップを披露したチームの助けもあって順位を戻し、入賞と母国グランプリでの初ポイント獲得を果たした。

 角田は「メカニックが素晴らしい仕事をしてくれた。すごく早いピットストップで2台のマシンを抜くことができた。信じられない」と感謝し、「あれがなかったら、きょうはポイントを取るのがもっとずっと難しくなっていたはず。だから本当にチームのおかげだ」と喜んだ。

 角田は2週間前の第3戦オーストラリアGP(Australian Grand Prix 2024)でも7位でポイントを獲得している。経験豊富なリカルドが苦戦する中、少なくとも日本のファンにとっては、角田がRBのメインドライバーになっている。(c)AFP/Andrew MCKIRDY