【3月31日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)は30日、各地で試合が行われ、インテル・マイアミ(Inter Miami)はルイス・スアレス(Luis Suarez)が今季リーグ戦5ゴール目を奪ったものの、ニューヨーク・シティFC(New York City FCNYCFC)と1‐1で引き分けた。

 ホームのマイアミは15分、ジュリアン・グラッセル(Julian Gressel)のFKにスアレスが頭で合わせて先制を挙げが、NYCFCは粘り強い戦いを見せると、34分にコスタリカ代表のアロンソ・マルティネス(Alonso Martinez)が同点弾を決め、マイアミの勝ち点3獲得を阻止した。

 前節はニューヨーク・レッドブルズ(New York Red Bulls)に0‐4の完敗を喫していたマイアミは、同点に追いつかれた後にいくつも得点機を迎えたが、相手守護神マシュー・フリース(Matthew Freese)が好セーブを連発。80分にはスアレスのシュートを片手一本で防いだ。

 この日も負傷のリオネル・メッシ(Lionel Messi)を欠いたマイアミは、東カンファレンスで2位の座を維持し、首位FCシンシナティ(FC Cincinnati)を勝ち点1差で追いかけている。

 チームを率いるヘラルド・マルティーノ(Gerardo Martino)監督は、4月3日に控えるCONCACAFチャンピオンズカップ(2024 CONCACAF Champions Cup)準々決勝のモンテレイ(CF Monterrey、メキシコ)戦に向けて準備を進める中、メッシのフィットネスについては現在も評価中だと明かした。

 2週間ほど前にハムストリングを痛めてプレーできていないメッシについて指揮官は「日々評価して火曜日(4月2日)に決める。水曜日の試合はかなり重要だが、われわれは1試合だけでなく、1年を通して考えなければならない」と述べた。(c)AFP