【3月31日 AFP】仏パリのアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長は30日、今夏のパリ五輪でロシアとベラルーシの選手は「歓迎されない」と述べた。

【写真15枚】パリ五輪パラ、選手村の内部

 ウクライナの首都キーウを訪れ、練習施設を視察したイダルゴ市長は、「ロシアとベラルーシの選手に対してはパリでは歓迎されないということ、逆にウクライナの選手とウクライナ国民の皆さんには、強くサポートするということを伝えたい」と話した。

 ロシアとベラルーシの選手は、ウクライナへの軍事侵攻を積極的に支持しないことを条件に、中立の立場でパリ五輪参加を認められているが、7月26日の開会式での入場行進は認められなかった。ロシア側はこれに強く反発し、自国選手への制限は「ネオナチズム」だと国際オリンピック委員会(IOC)を非難している。(c)AFP