【3月12日 AFP】ロシア西部オリョール(Oryol)州の燃料貯蔵施設が無人機攻撃を受け、火災が発生した。州知事が12日朝、明らかにした。

 アンドレイ・クリチコフ(Andrey Klychkov)州知事はテレグラムに、無人機1機が「オリョールに墜落した。燃料・エネルギー複合施設が攻撃された。現場では消火活動が行われている。死傷者はいない」と投稿した。

 現地メディアは、攻撃があったのは同日午前3時ごろとしている。

 ロシア通信(RIA)は救急当局の話として、石油製品が入ったタンク1基が炎上したと報じている。

 ウクライナに隣接するベルゴロド(Belgorod)州の州知事によると、同州も11日夜に無人機攻撃を受けたが、負傷者は出なかった。

 また、国営タス通信は、モスクワの南に位置するトゥーラ(Tula)州の治安当局者の話として、同州上空で無人機が破壊されたと伝えた。

 ウクライナにほど近いクルスク(Kursk)州の知事も、ウクライナの無人機2機が撃墜されたと発表した。(c)AFP