キム・ギョンチョル氏(c)NEWSIS
キム・ギョンチョル氏(c)NEWSIS

【03月05日 KOREA WAVE】韓国農水産食品流通公社(aT)ASEAN支部が今年、東南アジアの新たな輸出市場になる有望な都市を開拓し、K-フード進出を拡大する。

ASEAN支部ハノイ支社は2015年、ベトナムのハノイに初めてオープンした。9人の少数精鋭スタッフがタイとインドネシアなどASEANへの輸出を統括している。

先月新しく赴任したキム・ギョンチョルaTASEAN地域本部長は、生鮮食品輸出の専門家だ。工学部出身でaTに入社した後、輸出業務に転換。aTで農林水産輸出部長などを経て、生鮮食品の輸出経験だけでも10年を超える。キム本部長は今年から3年間、ASEAN支部を率いていく。

aTハノイ支社は、週末も休むことなく業務が続く。消費者体験広報や博覧会は主に週末に開催されるためだ。韓国の農産物の競争力確保のための現場研究も同様だ。

ASEAN支部は今年、輸出を拡大するために東南アジアの成長ポテンシャルの高い第2の都市への進出を目標にしている。既存の中心都市以外に韓国企業が進出するのに容易で、観光需要が増加傾向にある都市に輸出成長基盤を築くのが狙いだ。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News