【3月3日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレッドブル(Red Bull)のクリスチャン・ホーナー(Christian Horner)代表(50)が2日、自身の去就に関する臆測を否定した。

 レッドブルはこの日決勝が行われた開幕戦バーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2024)で、マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)とセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)がワンツーフィニッシュを飾った。

 2005年の就任後、チームを6回のコンストラクターズタイトル、7回のドライバーズタイトルに導いているホーナー代表は、そうした大きな成功は団結力とチームの働きのおかげだとコメント。「こうしてワンツーフィニッシュができて最高だ。全員の強い団結と強力なチーム、パートナーとステークホルダーからの大きなサポートがなければなし得なかったことだ」と話し、「団結していなければ、これだけのことは達成できない」と繰り返した。

 英スカイ・スポーツからは、開幕戦の会場にも姿を見せたレッドブルの過半数株主のチャルーム・ユーウィッタヤー(Chalerm Yoovidhya)氏らオーナー陣の後押しは得られている確信はあるか、そして次週のサウジアラビアGP(Saudi Arabian Grand Prix 2024)にも間違いなく参加するかという質問が飛んだ。

 それでもホーナー代表は「後押し? 絶対にイエスだ。そして私は来週もいる。そうでなければ今ここにいない」と自信を持って返した。

 先月29日に女性スタッフとのやり取りとされる私的なメッセージがF1関係者やメディアに流出して以来、ホーナー代表の去就についてはここ数日、激しい臆測が交わされていた。チームは同28日、女性チームスタッフへの不適切行為疑惑について、潔白という内部調査の結果を発表したばかりだった。(c)AFP