【1月23日 AFP】エクアドル軍は21日、中西部ケベド(Quevedo)などで同国史上最大規模の麻薬取り締まり作戦を実行し、コカイン22トンを押収した。22日には押収したコカインが公開された。

 軍は20日にも、コカイン約3トンを積んだ半潜水艇を拿捕(だほ)している。

 エクアドルでは犯罪組織のリーダーの脱獄を発端に、治安当局と犯罪組織が「戦争状態」に陥っている。

 2か月前に就任したばかりのダニエル・ノボア(Daniel Noboa)大統領は22日、犯罪組織との「戦争」は進展しているが勝利には至っていないとし、非常事態宣言を4月まで延長すると述べた。(c)AFP