【1月19日 AFP】メキシコ南部チアパス(Chiapas)州チアパデコルソ(Chiapa de Corzo)で17日、伝統の祭り「パラチコ(Parachicos)」が開催された。

 祭りでは、丸い大きな帽子と仮面を着用した踊り子たちが通りを練り歩く。聖アントニオ(Saint Anthony Abbot)と聖セバスティアン(Saint Sebastian)、エスキプラス(Esquipulas)の黒いキリスト像に祈りをささげる意味合いがあり、踊り子たちはそれぞれの像を掲げて信仰にゆかりのある場所を訪れる。

 祭りのルーツは、スペインのカトリック文化と地元の先住民文化が混ざりあったものと考えられている。2010年に、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の無形文化遺産に登録された。(c)AFP