【1月15日 AFP】米中央軍(CENTCOM)は15日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派(Huthis)支配地域から対艦弾道ミサイルが発射され、マーシャル諸島船籍の米貨物船が被弾したと明らかにした。

 フーシ派は、イエメン国内の拠点が先週、米軍などに攻撃されたことについて、抑止力にはならず、米英勢力は「正当な標的」だと警告していた。

 米中央軍によれば、この日攻撃されたのは「ジブラルタル・イーグル(Gibraltar Eagle)」で、船上で火災が発生したものの死傷者はなく、運航を続けている。

 フーシ派およびイエメン政府筋はAFPに対し、フーシ派は15日にミサイル3発を発射したと認めた。

 米中央軍は、貨物船への攻撃に先立ち、紅海(Red Sea)南部の航路に向けて対艦弾道ミサイル1発が発射されたが、陸地に墜落したとしている。

 フーシ派は前日にも米駆逐艦を狙って巡航ミサイルを発射したが、米戦闘機が撃墜した。(c)AFP/Talek HARRIS