写真=gettyimagesBank(c)MONEYTODAY
写真=gettyimagesBank(c)MONEYTODAY

【01月16日 KOREA WAVE】韓国のチキン屋店主が、貧しい家庭に無料で商品を渡したところ、次は借金を申し込まれたという話が7日、オンラインコミュニティ「痛いから社長だ」にアップされた。タイトルは「少し荒唐無稽だ」。

店主によると、子ども3人が障害者で基礎生活受給者だという女性から「子どもたちがチキンを食べたがっている。今はお金がないが、支援金が入ればすぐに振り込む」と電話で注文があった。店主はとても忙しかったので応対の時間を惜しみ、取りに来た息子にコーラの大とチキン2羽を持たせた。

普段から「商売が安定すれば貧しい人を助けたい」と思っていた店主は、女性に電話して「今回の食べ物はそのまま差し上げる。子どもがチキンを食べたくなったら月に1、2回、配達してあげる」と伝えた。感謝の言葉がほしかったわけではないが、女性は「はい」とだけ言って電話を切ったという。

すると翌日、女性から電話があった。息子が病気なのに病院に行く金がないので「3万ウォン(約3300円)貸してほしい」というのだ。

さすがに「それは筋違いだ」と思った店主が「今後、電話しないで」と言ったら、そのまま電話を切られたという。

事情を知ったネットユーザーらは「施してもらった以上のことを望むとややこしくなる。私も寄付活動中に傷ついてやめた」「好意が続くと、それが権利だと思うようになるんだよ」「受給費が出る家庭なら医療費も無料。最初からウソだ」などと反応した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News