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【12月27日 KOREA WAVE】韓国で犯罪を繰り返した多数の元服役囚が、電子足輪(位置追跡電子装置)や保護観察なしに自由に出歩いていることがnews1の取材で分かった。

2004年末から1年間に10~30代の女性10人を襲った44歳の元服役囚は懲役12年の刑を受けて出所した。電子足輪の着用や保護観察命令は受けていない。性犯罪者の身元公開の対象でもない。

また、ソウル道峰区(トボンク)では、それぞれ女性7人の強姦、女性3人の強姦で刑務所に収容されていた元服役囚2人が出所して同居している。こちらも電子足輪は着用していない。

今年6月に出所した61歳の元服役囚は2007~2008年、一人暮らしの女性だけを狙った連続犯罪で懲役15年を言い渡された。凶器で被害者を脅して性的暴行を加え、現金やクレジットカードを奪う手口だった。それでも電子足輪着用や保護観察は命じられなかった。

性犯罪者の身元公開をよく見ているという京畿道(キョンギド)の会社員(29)は「電子足輪をつけても再犯を犯したというニュースは多い。最初から足輪を付けない人も多いとは衝撃的だ」と話した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News