【12月18日 AFP】北朝鮮は18日、同国としては最新の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行った。米国全土を射程に含む性能があるとされる。

 韓国によると、今回発射されたICBMは固形燃料式。液体燃料式よりも輸送が簡便で、発射準備に時間がかからない。

 北朝鮮は今年、4月と7月にも固形燃料式のICBMを発射しており、今回で3度目となった。過去2回のミサイルは「火星18(Hwasong 18)」だと発表していたが、今回は現時点で言及がない。

 日本の防衛省によると、今回のICBMの推定射程は1万5000キロ以上で、米国全土が射程に入ることになる。北朝鮮は前日17日夜にも、短距離ミサイルを発射していた。(c)AFP/Sunghee Hwang