【12月17日 AFP】23-24ドイツ・ブンデスリーガ1部は16日、第15節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は1-1でFCアウクスブルク(FC Augsburg)と引き分けた。

 他会場でRBライプツィヒ(RB Leipzig)が3-1でホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)に勝利したため、ドルトムントは4位と暫定で勝ち点5差の5位となっている。

 欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)ではパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)、ACミラン(AC Milan)、ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)の入った組を首位で通過したが、これで国内リーグでは直近7試合で1勝しか挙げられていない。

 試合は23分、アウクスブルクがエルメディン・デミロビッチ(Ermedin Demirovic)のゴールで先制した。その前に相手DFを押したようにも見えたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による確認の末、ゴールが認められた。

 ドルトムントもニクラス・フュルクルク(Niclas Fuellkrug)のバックヒールでの落としからドニエル・マレン(Donyell Malen)が同点ゴールを決めたが、終了間際に訪れたチャンスを生かせず、勝ち点3は得られなかった。

 ライプツィヒは退団が決まったクラブの象徴エミル・フォルスベリ(Emil Forsberg)に快勝で別れを告げ、フォルスベリ自身も1ゴールを決めた。

 フォルスベリは1-1の同点の場面で投入されると、逆サイドからのパスを受けて強烈なシュートで勝ち越し点をもたらした。さらにチームの3点目にも関わり、フォルスベリのシュートを相手GKが弾いたところにモハメド・シマカン(Mohamed Simakan)が詰めてゴールを奪った。

 VfLボーフム(VfL Bochum)は浅野拓磨(Takuma Asano)らのゴールでウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)に3-0で快勝。降格圏との勝ち点差を6ポイントに広げた。(c)AFP