【12月4日 AFP】ラグビーニュージーランド代表のHOデーン・コールズ(Dane Coles)は4日、リーグワン1部のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(Kubota Spears Funabashi Tokyo Bay)入団会見に臨んだ。チームの急きょのオファー受けて引退を撤回したコールズは、チーム加入によって「若さとエネルギー」を感じていると述べた。

 W杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)の期間中に膝を負傷した南アフリカ代表HOマルコム・マークス(Malcolm Marx)が今季絶望となったことを受け、クボタスピアーズはコールズに目を向けた。コールズは今年2月にW杯終了後の引退を表明していたが、9日に迫った新シーズンを控えて、「(オファーを)受けてよかった。追加のわずか半年だ。自分の持っているものをすべてささげ、少しでも楽しみたい」と述べた。

 オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)で通算90試合に出場しているコールズは、「ここに来てまだ1週間で、21歳の気分というわけではないけれど、チームからは若さとエネルギーをもらっている」とし、「ニュージーランドとは全く違うが、エネルギーや笑いにあふれ、かなりのハードワークもあって、ここまで本当に楽しんでいる」と語った。

 会見には新加入のウェールズ代表FBリアム・ウィリアムズ(Liam Williams)も同席した。(c)AFP