南ア主将コリシが仏ラシン入団会見 幻の日本移籍も明かす
発信地:ルプレシロバンソン/フランス
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【11月10日 AFP】ラグビーW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)で連覇を果たした南アフリカ代表の主将シヤ・コリシ(Siya Kolisi)が9日、新天地となるフランスリーグ・トップ14、ラシン92(Racing 92)の入団会見に臨んだ。
南アフリカのシャークス(Sharks)から3年契約で加入したコリシは「火曜日(7日)からトレーニングを始めた。わくわくする。休み明けの学校のような感覚だ」と述べた。
「自分には実績があるが、ピッチで実績は当てにならない。自分自身を証明し、新しい言語を学び、新しい文化に慣れる必要がある」とし、「クラブを去る日には、人々に全力を尽くしたと言ってもらえるようにしたい」と意気込みを語った。
また、当初は日本のクラブと契約するつもりだったものの、元オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)の名選手でラシンでプレー経験のあるダン・カーター(Dan Carter)氏からラシン行きを勧められたと明かした。
「実際にここに来て、選手たちやコーチ陣を見て素晴らしいと感じた。彼らは『家族』だと言うが、それを実感できる」と話したコリシ。「トップ14は世界で最も厳しいリーグであり、かなりフィジカルだ。大半の国の選手がプレーしている。自分はそこを楽しみにしている」と期待を口にした。
デビュー戦は、今月26日のスタッド・ロシェル(Stade Rochelais)戦になる予定だという。ラシンは現在、リーグ戦で2位につけている。(c)AFP