【10月31日 AFP】23MLBは30日、ワールドシリーズ(7回戦制)第3戦が行われ、テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)はコーリー・シーガー(Corey Seager)が2点本塁打を放つなど3-1でアリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)を下して、対戦成績を2勝1敗とした。

 レンジャーズは3回表、マーカス・セミエン(Marcus Semien)が先制の適時打を放つと、シーガーが右翼スタンドへ飛距離約128メートルの一発をたたき込んだ。

 レンジャーズはその後、先発登板したマックス・シャーザー(Max Scherzer)が3回まで無失点投球だったものの、背中を負傷した様子でわずか36球で降板して序盤に痛手を被った。それでも、第4戦で先発するとみられていたジョン・グレイ(Jon Gray)がマウンドに上がると、3イニングを零封して3点のリードを守った。

 8回裏にダイヤモンドバックスは、4番手のアロルディス・チャップマン(Aroldis Chapman)からヘラルド・ペルドモ(Geraldo Perdomo)が適時打を放ち点差を縮め、ついに勢いをつかんだかに思われたが、ケーテル・マルテ(Ketel Marte)が遊撃手シーガーの巧みなグラブさばきの前に併殺に倒れて反撃はここまでとなった。

 レンジャーズは9回表に追加点を奪えなかったものの、その裏のダイヤモンドバックスの攻撃を守護神ホセ・ルクラーク(Jose Leclerc)が三者凡退に抑えた。

 第4戦は31日、同じくダイヤモンドバックスのホームで行われる。(c)AFP