【10月24日 AFP】ラグビーイングランド代表の副主将コートニー・ロウズ(Courtney Lawes)が、W杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)終了をもって代表を引退すると表明した。

 ロウズも出場した21日の準決勝・南アフリカ戦でチームは健闘したものの敗戦。27日に行われるアルゼンチンとの3位決定戦でメンバーに選出されれば、ロウズにとっては最後のテストマッチになる。

 2009年に初キャップを獲得したロウズは代表通算105試合に出場し、そのうち12試合では主将を務めた。W杯には通算4大会出場し、決勝で南アに敗れたW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)決勝のメンバー入りも果たした。また、ブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(British and Irish Lions、英国とアイルランドの選抜チーム)にも2度選ばれた。

 ロウズは22日に「チームメートには、聞かれたら答えた。その時が来たと思う。W杯4回の出場はかなり満足している」とし、「ちょっとした時代の終わりだ。それでも長い間イングランド代表でいたことは光栄だ。あっという間だった」と述べた。

 ロウズは今後もイングランド・プレミアシップのノーサンプトン・セインツ(Northampton Saints)でプレーを続けていくものの、4人の子供たちとより一緒の時間を過ごすことを楽しみにしているという。(c)AFP