【10月21日 AFP】ラグビー南アフリカ代表のSHコブス・レイナック(Cobus Reinach)が、W杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)の準々決勝後にソーシャルメディアで殺害の脅迫を受けていたことが、20日までに分かった。

 仏リーグ・トップ14のモンペリエ(Montpellier Herault Rugby)でプレーするレイナックは、15日に行われた準々決勝で南アフリカがフランスに29-28で勝利した後、開催国のファンからインスタグラムで脅迫メッセージを送りつけられた。

 それでも、2019年のW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)決勝の再戦となるイングランドとの準決勝には再び先発する予定で、代表のアシスタントコーチを務めるムズワンディレ・スティック(Mzwandile Stick)氏によると、21日の大一番に向けて「良い状態」を維持しているという。

 スティック氏はこの日報道陣に対し、レイナックには家族がついていると話しつつ、「フランスのラグビー界にも信頼を置いている。ホテル周辺の警備はとにかく厳重だ」とし、「心配することはない」とコメントした。(c)AFP/Illtud DAFYDD