【10月4日 AFP】第52回世界体操競技選手権(52nd FIG Artistic Gymnastics World Championships)は3日、ベルギーのアントワープ(Antwerp)で男子団体決勝が行われ、日本が合計255.594点で金メダルを獲得した。

 中国が先に演技を終えてプレッシャーがかかる中で、日本は最後の橋本大輝(Daiki Hashimoto)が鉄棒の着地を決め、1.80点差で勝利した。米国が252.428点で銅メダルを獲得した。

 男子団体の金メダルは、2015年大会以来8年ぶり7度目。昨年の前回大会は銀メダルだった。

 2年前の東京五輪で個人総合と鉄棒の金メダルを獲得したが、世界大会の団体では銀、銅だった橋本は「やっと金メダルが取れた。ずっとこれを待っていた」と喜んだ。橋本は5日、6連覇を達成した2015年大会の内村航平(Kohei Uchimura)以来となる個人総合の連覇に挑む。

 予選8位で何とか決勝に勝ち上がった中国はそこから盛り返したが、鉄棒での2回の落下が響いた。(c)AFP