【9月17日 AFP】16日に行われたラグビーW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)のトンガ戦で、アイルランド代表の歴代最多得点記録を更新したSOジョニー・セクストン(Johnny Sexton)は、この偉業については息子のほうがより口を開くだろうと話した。

 アイルランド代表の主将を務める38歳のセクストンは、チームが59-16で大勝したこの日の試合で、ロナン・オガーラ(Ronan O’Gara)を抜いて代表通算得点数でアイルランド歴代1位となった。

 試合では前半のみの出場ながら16得点を記録し、オガーラが通算1083得点を記録したときよりも13試合少ないテストマッチ115試合目で通算1090得点目に到達。見事にトライを決めた際には珍しく大喜びし、偉業達成に気づいたチームメートからもみくちゃにされていた。

 セクストンは試合後、報道陣に対して「トライを決めてとにかくうれしい」と喜び、「引退するときに振り返り、とても誇りに思う出来事だ」とコメント。「息子も有頂天になるだろう。今週はずっとその話ばかりしていて、今度は自分自身で記録を追い求めてしていくはずだ!」とも話した。

 歴史を打ち立てることについて、記録は破られるものだと冷静に受け止めていたセクストンだが、今年はシックスネーションズ(Six Nations Rugby)とW杯でアイルランド代表の通算得点記録で歴代1位となっており、これでオガーラの偉業を三つ破ったことになる。(c)AFP/Pirate IRWIN