【9月17日 AFP】 米大リーグ(MLB)のロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)は16日、大谷翔平(Shohei Ohtani)が右脇腹の負傷で10日間の負傷者リスト(IL)入りし、今季のレギュラーシーズンを終了すると発表した。

 エンゼルスはプレーオフ争いから脱落しており、今回のけがにより、シーズン終了後にフリーエージェント(FA)になる大谷が同球団でもうプレーしない可能性もある。

 二刀流選手の大谷は、右肘の靱帯(じんたい)損傷で先月23日を最後に登板しておらず、今月3日に脇腹を負傷して以降は欠場が続いていた。

 15日のデトロイト・タイガース(Detroit Tigers)戦も、試合前の練習には参加しながらも欠場するなど、ここ最近は将来の見通しが不透明なものとなっていた大谷。それまでは、オフシーズンには複数球団が契約を目指して争奪戦を繰り広げると予想され、注目が集まっていた。

 しかしながら、今回の肘のけがでMLB加入以降では2度目となるトミー・ジョン(Tommy John)手術が必要となれば、2024年シーズンの大半を棒に振ることは確実になるため、FAでの動向は複雑な状況となっている。(c)AFP