【9月9日 AFP】自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2023)は8日、第13ステージ(フォルミガル~ツールマレー峠、134.7キロ)が行われ、チーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard、デンマーク)がステージ優勝を飾った。

 一方で、昨年大会を制したスダール・クイックステップ(Soudal Quick-Step)のレムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)は総合3位につけてこの日のスタートを迎えたものの、残り90キロという序盤に大きく後れを取り、ヴィンゲゴーから約27分遅れのフィニッシュとなって連覇が断たれた。

 ヴィンゲゴーに続いて総合首位のセップ・クス(Sepp Kuss、米国)がステージ2位、プリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)が同3位に入り、ユンボ・ビスマ勢にとっては最高の一日となった。この3選手は今大会で1勝ずつを挙げている。

 総合ではクスがマイヨ・ロホ(レッドジャージー)を維持する中、ログリッチが1分37秒差の2位、ヴィンゲゴーが1分44秒差の3位につけている。(c)AFP