【9月9日 AFP】ラグビーW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)に出場するチリ代表のパブロ・レモイネ(Pablo Lemoine)ヘッドコーチ(HC)は8日、プールDの日本戦に向けた先発メンバーに2組の双子を選出した。

 W杯初出場のチリ代表を率いるウルグアイ出身のレモイネHCは、ナンバー8にアルフォンソ・エスコバル(Alfonso Escobar)を、HOにその双子であるディエゴ・エスコバル(Diego Escobar)を選んだ。

 また、同じく双子のクレメンテ・サアベドラ(Clemente Saavedra)とドミンゴ・サアベドラ(Domingo Saavedra)も、それぞれLOとCTBで先発することになった。

 今回のチリ代表チームには4組の兄弟がそろっており、23歳のマティアス・ガラフリク(Matias Garafulic)は先発CTBを担うことになったものの、24歳の兄ニコラス(Nicolas Garafulic)はベンチ外になった。

 また、25歳のWTBサンティアゴ・ビデラ(Santiago Videla)が先発入りした一方で、22歳の弟でこれまで代表キャップの無いユーティリティーBKのベンハミン(Benjamin Videla)は、23人の登録メンバーから外れたためW杯デビューを待つことになった。

 これら兄弟たちは全員、米大陸の最高峰リーグであるスーペルリーガ・アメリカーナ・デ・ラグビー( Superliga Americana de RugbySLRA)にチリのチームで唯一参戦しているセルクナム(Selknam)でプレーするチームメートで、今回の先発陣のうちセルクナムでプレーしていないのは3人のみとなっている。

 10日に行われる日本戦のメンバーは以下の通り。

■先発:イニャキ・アヤルサ(Inaki Ayarza)、サンティアゴ・ビデラ、ドミンゴ・サアベドラ、マティアス・ガラフリク、フランコ・ベラルデ(Franco Velarde)、ロドリゴ・フェルナンデス(Rodrigo Fernandez)、マルセロ・トレアルバ(Marcelo Torrealba)、アルフォンソ・エスコバル、ライムンド・マルティネス(Raimundo Martinez)、マルティン・シグレン(Martin Sigren)、ハビエル・エイスマン(Javier Eissmann)、クレメンテ・サアベドラ(Clemente Saavedra)、マティアス・ディトゥス(Matias Dittus)、ディエゴ・エスコバル、ハビエル・カラスコ(Javier Carrasco

■リザーブ:アウグスト・ボーメ(Augusto Bohme)、サルバドール・ルエス(Salvador Lues)、イニャキ・グルチャガ(Inaki Gurruchaga)、パブロ・ウエテ(Pablo Huete)、サンティアゴ・ペドレロ(Santiago Pedrero)、ルカス・カルバリョ(Lukas Carvallo)、ホセイグナシオ・ラレナス(Jose Ignacio Larenas

(c)AFP