【9月7日 AFP】8日のラグビーW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)開幕戦で対戦するフランスとニュージーランドは6日、先発メンバーを発表した。

 フランスのファビアン・ガルティエ(Fabien Galthie)ヘッドコーチ(HC)は、8月27日に行われたオーストラリアとの強化試合から3人を入れ替え、ハムストリングを負傷したジョナタン・ダンティ(Jonathan Danty)に代えてヨラム・モエファナ(Yoram Moefana)、負傷離脱したポール・ウィレムス(Paul Willemse)に代えてキャメロン・ウキ(Cameron Woki)、さらにジャンバティスト・グロ(Jean-Baptiste Gros)の代わりにレダ・ワルディ(Reda Wardi)を先発に起用した。

 またガルティエHCはベンチ入りメンバーの割合をフォワード陣5、バックス陣3としており、これによりアルトゥール・バンサン(Arthur Vincent)がメンバー入りを果たしている。

 フランスは2021年7月からわずか2敗を喫するにとどまり、ホームゲームでの敗戦はさらにその4か月前から無いため、今大会ではW杯初制覇の最有力候補となっている。

 一方のニュージーランドは、負傷したジョーディー・バレット(Jordie Barrett)の代役としてアントン・リエナートブラウン(Anton Lienert-Brown)がCTBに入ることになった。

 ジョーディー・バレットは今週に入って膝の問題でトレーニングに出ていなかったが、バレット3兄弟のうちスコット・バレット(Scott Barrett)とボーデン・バレット(Beauden Barrett)は先発メンバー入りを果たしている。

 ブロディー・レタリック(Brodie Retallick)やシャノン・フリゼル(Shannon Frizell)、ティレル・ロマックス(Tyrel Lomax)はフィットネスの問題で欠場となるが、先発入りしたリッチー・モウンガ(Richie Mo'unga)とネポ・ラウララ(Nepo Laulala)は、フランス戦が通算50キャップ目となる。