【9月3日 AFP】23-24スペイン1部リーグは2日、第4節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)が後半アディショナルタイム5分に決勝点を挙げ、新装の本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)でヘタフェ(Getafe CF)を2‐1で下して4連勝を飾った。

 レアルはスタジアムの改装工事が続いていたため、シーズン開幕から3試合連続でアウェーゲームを戦っていた。この間にスタジアムの開閉式屋根が完成し、この日マドリードは雨に見舞われたものの、選手たちに影響はなかった。

 閉じられた屋根の下での初めての試合で、レアルは11分に元所属選手のボルハ・マジョラル(Borja Mayoral)に先制点を許したが、負傷中のビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)の代役を務めたホセル(Joselu)が後半開始早々に同点弾を決めた。

 その後、レアルは攻め込むもトニ・クロース(Toni Kroos)とダニエル・カルバハル(Daniel Carvajal)のシュートが枠に嫌われ、ヘタフェのGKダビド・ソリア(David Soria)の好セーブにも遭った。

 しかし、最終盤にソリアもはじくのが精いっぱいというミドルシュートをルーカス・バスケス(Lucas Vazquez)が放つと、ベリンガムがそのこぼれ球にいち早く反応して決勝点を押し込んだ。

 同日行われた試合では、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)が久保建英(Takefusa Kubo)の2ゴールなどでグラナダ(Granada CF)に5‐3で勝利した。

 開幕から3戦連続ドローに終わっていたソシエダは、9分に久保が先制点を奪取。その後、ロビン・ルノルマン(Robin Le Normand)のオウンゴールで追いつかれたものの、前半終了間際に久保が再びネットを揺らした。

 後半にマルティン・スビメンディ(Martin Zubimendi)とアンデル・バレネチェア(Ander Barrenetxea)がゴールを重ねたソシエダは、さらに久保のクロスがミキ・ボッシュ(Miki Bosch)のオウンゴールを誘発して5点目を加えた。

 その後昇格組のグラナダに2点を返されたものの、ソシエダは今季初白星を挙げている。(c)AFP