【8月28日 AFP】23-24イタリア・セリエAは27日、第2節の試合が行われ、王者ナポリ(SSC Napoli)は2-0で10人のサッスオーロ(US Sassuolo)に勝利した。ユベントス(Juventus)は物議を醸す判定に救われ、ボローニャ(Bologna FC)と1-1の引き分けに持ち込んだ。

 昨季ファンの前で3回目のリーグタイトルを掲げたナポリは、今季初のホームゲームに臨むと、ヴィクター・オシムヘン(Victor Osimhen)のPKで15分に先制。さらに相手が退場者を出した後の64分、主将のジョバンニ・ディ・ロレンツォ(Giovanni Di Lorenzo)のゴールで勝利を決定づけた。

 ナポリはこれでACミラン(AC Milan)、エラス・ベローナ(Hellas Verona)と勝ち点6でトップに並び、次週はラツィオ(SS Lazio)をホームに迎える。昨季2位のラツィオは今節、昇格組のジェノア(Genoa CFC)に0-1で敗戦。ジェノアが今夏ボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)から獲得したマテオ・レテギ(Mateo Retegui)にセリエA初ゴールを許した。

 ユベントス対ボローニャ戦では、試合を優勢に進めていたボローニャが前半の中盤にルイス・ファーガソン(Lewis Ferguson)のゴールで順当に先制した。

 さらに後半、味方のシュートのこぼれ球に走り込んだダン・エンドイェ(Dan Ndoye)がサミュエル・イリング(Samuel Iling)にゴール前で倒されたが、明らかなファウルに見えたにもかかわらず、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)とオンフィールドレビューの確認もなく、PKは与えられなかった。

 すると迎えた残り10分、ユベントスはイリングのクロスからドゥシャン・ブラホビッチ(Dusan Vlahovic)がヘディングシュートを決め、勝ち点1を拾った。(c)AFP/Terry DALEY