【8月15日 AFP】インド北部で豪雨による洪水や土砂災害が相次いで発生し、少なくとも49人が死亡した。うち9人は、土砂災害によるヒンズー教寺院倒壊で死亡した。当局が14日、明らかにした。

 北部のヒマチャルプラデシュ(Himachal Pradesh)州と隣接するウッタラカンド(Uttarakhand)州では、数日間続く豪雨で車が流されたり、建物が倒壊したり、橋が崩壊したりしている。

 ヒマチャルプラデシュ州当局によると、同州では過去24時間に41人が死亡。うち少なくとも9人は州都シムラ(Shimla)でのヒンズー教寺院倒壊で犠牲になった。この他、少なくとも13人が行方不明になっている。

 ウッタラカンド州当局によると、同州では11日以降、少なくとも8人が死亡した。(c)AFP