【8月14日 AFP】23-24スペイン1部リーグは13日、第1節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は0-0でヘタフェ(Getafe CF)とドロー。連覇を目指すシーズンはフラストレーションのたまる幕開けとなった。

 試合は荒れた展開の中で、バルセロナのラフィーニャ(Raphinha)が前半に肘打ちでレッドカードを受けると、ヘタフェもハイメ・マタ(Jaime Mata)が後半の早い時間帯に2枚目のイエローカードをもらった。

 バルセロナはシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督も審判への異議で退場。チームは終盤に決勝点を目指したが、昨季と同じスコアレスドローでのリーグ戦開幕となった。

 シャビ監督は新戦力のイルカイ・ギュンドアン(Ilkay Gundogan)とオリオル・ロメウ(Oriol Romeu)を先発で送り出したが、特に相性の悪いヘタフェの本拠地コリセウム・アルフォンソ・ペレス(Coliseum Alfonso Perez)では、序盤からバルセロナの選手をいら立たせようとしてきたヘタフェに対し、チームは3シーズン連続の無得点に終わった。

 シャビ監督は昨季、スタジアムの芝の長さに不満を述べて試合をつまらなくしていると話したが、今回はヘタフェの度重なるファウルでリズムを崩された。(c)AFP