【7月29日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のアーロン・ジャッジ(Aaron Judge)が、28日のボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)戦に2番・指名打者(DH)で先発し、右足指のけがから約2か月ぶりに復帰した。

 この日の試合前に負傷者リスト(IL)から外れ、復帰戦は1打数無安打3四球だった。

 ジャッジは6月3日のロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)戦で捕球の際に右翼フェンスに激突し、右足指の靱帯(じんたい)を断裂して離脱。この日の試合前には状態は「100パーセントではない」と明かしたが、出場してけがを悪化させるリスクもなくなったと説明していた。

 昨季はア・リーグ記録の62本塁打を放って最優秀選手(MVP)に輝き、今季は負傷するまで打率.291、19本塁打、40打点の数字を残していた。

 チームはこの日、同じア・リーグ東地区で首位を走るオリオールズに0-1でサヨナラ負けを喫した。同地区最下位のヤンキースはオリオールズとの差を9ゲームに広げられたが、ワイルドカード争いではプレーオフ圏内まで3.5ゲーム差の位置につけている。(c)AFP