【7月22日 AFP】男子ゴルフの今季メジャー最終戦、第151回全英オープン(The 151st Open Championship)は21日、英ホイレイク(Hoylake)のロイヤルリバプールGC(Royal Liverpool Golf Club、パー71)で2日目が行われ、世界ランク26位のブライアン・ハーマン(Brian Harman、米国)が猛チャージを見せ、通算10アンダーの単独首位に浮上した。

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 メジャー初制覇を目指すハーマンは、2番から4連続バーディーを奪った後、6番から12ホール連続でパーセーブに成功すると、最終18番は圧巻のイーグルを記録してスコアを六つ伸ばし、主なビッグネームが苦戦する中で、後続と5打差のトップに躍り出た。

 同じくメジャー初優勝を狙うトミー・フリートウッド(Tommy Fleetwood、イングランド)は、苦しみながらイーブンパーで2日目を終え、通算5アンダーの単独2位に後退した。

 大会前の優勝候補では、ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)が通算1アンダーの11位タイに浮上した一方で、前回覇者のキャメロン・スミス(Cameron Smith、オーストラリア)は同2オーバーの39位タイ、世界1位のスコッティ・シェフラー(Scottie Scheffler、米国)はカットラインの同3オーバーの62位タイで、どうにか予選を通過した。

 日本勢は松山英樹(Hideki Matsuyama)が通算イーブンパーの25位タイ、星野陸也(Rikuya Hoshino)が同2オーバーの39位タイで決勝ラウンド進出を決めたが、その他の選手は予選落ちとなった。(c)AFP/Kieran CANNING