【7月19日 AFP】陸上、女子100メートルハードルの世界記録保持者、トビ・アムサン(Tobi Amusan、ナイジェリア)は18日、反ドーピング規則違反の疑いで告発されたと明かした。

 アムサンはインスタグラム(Instagram)に「本日、(陸上競技の不正防止機関)アスレチックス・インテグリティ・ユニット(AIU)から、12か月間に3度検査を怠ったとして、反ドーピング規則違反の疑いで告発された」と投稿した。

 アムサンは昨年の第18回世界陸上オレゴン大会(World Athletics Championships Oregon 22)で、同種目の世界新記録12秒12を樹立していた。

 26歳のアムサンは、8月に開催される第19回世界陸上ブダペスト大会(World Athletics Championships Budapest 2023)までに、自身に対する告発を解決したいとし、「私はこの告発と闘うつもりで、来月の世界選手権開幕前に3人の仲裁人からなる法廷でこの件の裁定を下してもらうつもり」と述べている。(c)AFP