【6月22日 AFP】南米エクアドル当局は21日、首都キトの南方約180キロに位置するリオバンバ(Riobamba)刑務所で、受刑者3人が首をつった状態で発見されたと明らかにした。

 エクアドルの刑務所監督機関SNAIによると、刑務官が点呼の際「生命兆候がなく、首をつったとみられる状態の受刑者3人を発見した」という。

 検察はツイッター(Twitter)で「3人の身元を特定し、リオバンバ市内の遺体安置所に移送した」と述べた。

 刑務所ではこの日、3人が亡くなる前に銃器や携帯電話、麻薬、アルコール、刃物を押収していた。

 当局は、亡くなった3人が犯罪組織に属していたかどうかは明らかにしていない。

 2022年の調査では、エクアドルの国内36か所の刑務所の収容人数は3万人であるのに対し、受刑者数は約3万1000人に上っていた。(c)AFP