【6月18日 AFP】23F1第9戦カナダGP(Canadian Grand Prix 2023)は17日、予選が行われ、雨の中で見事な冷静さとスキルを見せたレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)がポールポジションを獲得した。

 2連覇中で今季もトップに立つフェルスタッペンは、完全ウエットの予選Q3で、2番手に入ったハース(Haas F1 Team)のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)に1秒244差をつけて3戦連続、通算25回目のポールポジションを獲得した。

 ヒュルケンベルグは自身3回目、チーム初の最前列を手に入れた。アストンマーティン(Aston Martin F1)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が2列目を獲得した。

 メルセデスのジョージ・ラッセル(George Russell)が5番手に入り、アルピーヌ(Alpine F1)のエステバン・オコン(Esteban Ocon)、マクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)、フェラーリ(Ferrari)のカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)、マクラーレンのオスカー・ピアストリ(Oscar Piastri)、ウィリアムズ(Williams)のアレクサンダー・アルボン(Alexander Albon)と続いた。

 しかしサインツは、アルピーヌのピエール・ガスリー(Pierre Gasly)を妨害したとして、セッション終了後にスチュワードから3グリッド降格を言い渡された。

 一方でレッドブルのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)とフェラーリのシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)は2戦連続でQ3進出を逃した。アルファタウリ(AlphaTauri)の角田裕毅(Yuki Tsunoda)はQ1敗退で16番手となった。(c)AFP