【6月8日 AFP】男子ゴルフのロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は7日、米国ツアー(US PGA Tour)とサウジアラビアが後援するLIVゴルフリーグ(LIV Golf League)の電撃統合が決まった件について、「ゴルフにとって良いこと」と歓迎しつつ、LIVゴルフに参加した選手には自動的に復帰を認めるべきではないと述べた。

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 反LIVゴルフの急先鋒だったマキロイは、6日に統合が発表されてから初めてのコメントで、「今でもLIVは嫌いだ。消えてなくなればいいと思っている」としつつ、統合は競技の財政的な将来を守ることにつながるとの考えを示し、「10年先を見据えれば、究極的にはプロゴルフのために良いことだと思う」と語った。

 その一方で、米ツアーからLIVゴルフに移籍した選手たちが自動的に復帰できる道筋があってはならないと主張し、「行動には結果が伴わなければならない」とも発言。「PGAを離れた人はこのツアーに取り返しのつかない危害を加え、訴訟まで始めた」と指摘し、「彼らを迎え入れることはできない。それはありえない」とコメントした。(c)AFP