【5月29日 AFP】22-23スペイン1部リーグは28日、第37節の試合が行われ、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)は1-2でアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に敗れたが、同日に5位ビジャレアル(Villarreal CF)も1-2でラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)に負けたため4位が確定し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)出場権を獲得した。

 ソシエダはアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)とナウエル・モリーナ(Nahuel Molina)にゴールを許し、アウェーで勝利を逃したが、終盤にはアレクサンダー・ソーロート(Alexander Sorloth)が1点を返し、チャンピオンズリーグ出場に華を添えた。

 ソシエダのミケル・オヤルサバル(Mikel Oyarzabal)はモビスターTV(Movistar TV)で、「違った形でチャンピオンズリーグ出場を祝えたらよかったが、それでも私たちは素晴らしいシーズンを過ごせたし、非常に満足している」と喜び、ホームで6月4日に行われる最終節を勝利で飾りたいと話した。

 勝利したアトレティコは、2位レアル・マドリード(Real Madrid)と1ポイント差の3位。ビジャレアルは、同日2-1でジローナ(Girona FC)を退けた6位レアル・ベティス(Real Betis)とヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)に回る。

 すでに優勝が決まっているFCバルセロナ(FC Barcelona)は3-0でマジョルカ(RCD Mallorca)に快勝し、今季限りで退団する主将セルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)とDFジョルディ・アルバ(Jordi Alba)が満員の本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)に別れを告げた。試合は前半にアンス・ファティ(Ansu Fati)が2得点を挙げ、後半にガビ(Pablo Martin Paez Gavira 'Gavi')が1点を加えた。

 RCDエスパニョール(RCD Espanyol)は後半アディショナルタイムの失点でバレンシア(Valencia CF)と2-2で引き分け、降格が確定した。他に今季はエルチェ(Elche CF)の降格も決まっており、1部を去る残り1チームは最終節に決定する。(c)AFP/Rik Sharma