【5月17日 AFP】自転車ロードレース、ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2023)は16日、第10ステージ(スカンディアーノからビアレッジョ、196キロ)が行われ、EFエデュケーション・イージーポスト(EF Education-Easypost)のマグナス・コルトニールセン(Magnus Cort Nielsen、デンマーク)がステージ優勝を飾った。

 雨に見舞われた今ステージで、コルトニールセンはチーム・ジェイコ・アルウラ(Team Jayco AlUla)のアレッサンドロ・デマルキ(Alessandro De Marchi、イタリア)、イスラエル・プレミアテック(Israel-Premier Tech)のデレク・ギー(Derek Gee、カナダ)と先頭集団を形成。メイン集団は約40秒差まで詰め寄ったものの、雨で路面が滑りやすくフィニッシュまで慎重に進まざるを得なかったこともあり、コルトニールセンらが逃げ切りを果たした。

 一日の休養を挟んで再開されたレースの総合争いでは、イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のゲラント・トーマス(Geraint Thomas、英国)が首位のマリアローザ(ピンクジャージー)を維持。スダール・クイックステップ(Soudal Quick-Step)のレムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)が棄権してから、上位5人の順位は変わっていない。(c)AFP