【5月10日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領から1990年代に性的暴行を受けたとして、元コラムニストのジーン・キャロル(E. Jean Carroll)さん(79)が起こした民事訴訟で、ニューヨーク連邦地裁の陪審は9日、トランプ氏による暴行を事実と認定する評決を下した。

 ニューヨーク・タイムズ(New York Times)やCNNによると、9人からなる陪審は、トランプ氏による「レイプ」については認なかったが、性的暴行と名誉毀損(きそん)に関しては事実と認定。トランプ氏に対し、キャロルさんへの損害賠償として500万ドル(約6億8000万円)の支払いを命じた。(c)AFP